猛暑の夏も終わり、季節は爽やかな秋へ。これからは、お出かけはもちろん、心地いい風を感じながらお庭やタイルデッキ・ウッドデッキ等の外構部分で過ごす時間も楽しみになりますね。それは小さなお子様やご高齢者も同じこと。そこで、お庭や外構部分を子どもの遊び場にしたい方や足腰の弱い方、車椅子を使われている方がいらっしゃるご家庭には、ぜひエクステリアのバリアフリーをオススメします。
スロープ&手すりの設置でラクラク安心
ベビーカーやよちよち歩きのお子様にも
たとえば、たった数センチの段差でも、車椅子を使われている方にとっては大きな障壁ですし、ご高齢者や小さなお子様がつまずいて転んでしまうなど、思わぬ 事故の原因にもなりかねません。そして、こんなちょっとした段差が、車椅子の方やご高齢者にとって外出に対する「心の壁」になっていたとしたら、とっても 寂しいことですね。
そんな時の強い味方がスロープや手すりです。また、ご高齢者や車椅子をお使いの方だけでなく、ご家族全員の安全のためには、足元照明の設置も効果的です。ではそれぞれの特色についてご紹介いたします。
スロープ
高齢者や障がい者の自立をサポート。介護する方の負担も軽減します
介護が必要な方の場合は、車椅子を押す介護者の負担を大きく軽減します。また、足腰に不安があり、家にこもりがちなご高齢者の歩行訓練にも役立ちます。
但し、スロープを設置する際には、長さや幅、傾斜の角度やカーブの取り方などに十分注意しなくてはなりません。もちろん、床の素材選びや脱輪対策、勾配にも配慮が必要です。
安全のために取り付けたスロープが逆に危険な場所となっては本末転倒ですので、施工実績の豊富な専門業者へのご依頼をオススメします。

手すり
つまずきや転倒の不安を大きく軽減
アプローチや玄関ステップ(階段)などお庭・外構部分に手すりを設置すれば、手すりにしっかりつかまりながら歩行できるため、思わぬ事故を未然に防ぐことができます。
また、比較的安価で施工期間が短いことも大きなメリットです。

足元照明
夜の歩行を安全に
アプローチが長い場合は、玄関まで誘導するように複数設置すればより安心です。
また、外構が明るくなることで防犯性も高まります。センサー付きやタイマー付きのタイプなら、つけ忘れや消し忘れの心配もいりません。

条件次第では「介護リフォーム」の補助金が受けられます!
住宅内だけでなく、スロープや手すりの設置などの外構リフォームにも「介護リフォーム」の補助金制度が適用される場合があります。
但し、適用の認定には諸条件があり、静岡県内の各自治体によってその内容も異なります。 詳しくはお住まいの自治体または『いい庭なび』までお問い合わせください。